冨田ただすけさんが作るレシピ
牛すじと冬瓜のやわらか煮
調理時間:2時間
旨味あふれる優しい味わい
口に入れると軟らかな食感とともに、口いっぱいに美味しさが広がる絶品煮物。じっくり味がしみ込んだ牛すじには、夏が旬の冬瓜を合わせて爽やかな風味をプラス。
材料 2人分(バーミキュラ22cm使用)
- 牛すじ肉
- 250g
- 冬瓜
- 400g
- ショウガ
- 1片
- 赤唐辛子
- 1本
- 刻みねぎ
- 少々
- 一味唐辛子
- 少々
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- ダシ
- 500ml
- 濃口醤油
- 大さじ4
- 酒
- 大さじ3
- 砂糖
- 大さじ2
作り方
1
牛すじをゆでる
牛すじはたっぷりの水と一緒に鍋に入れ、沸いたらゆでこぼす。汚れをさっと洗い流してバーミキュラに移し入れ、たっぷりの水と皮ごと薄切りにしたショウガ、赤唐辛子を加え、蓋をして中火にかける。蒸気がふいてきたら蓋を開けてアクをすくい取る。蓋を戻して弱火で40~50分ほどゆでる。
2
具材を切る
1の牛すじを取り出して、ひと口大に切り、冬瓜は皮をむいて2~3cm角に切る。
3
冬瓜を火にかける
バーミキュラにAを合わせて調味料を溶かし混ぜ、2を入れて蓋をして中火にかける。
4
煮る
蒸気がふいてきたら弱火にし、30~40分ほど煮る。たっぷりの汁とともに器に盛り付け、刻みねぎと一味唐辛子を散らす。
煮物のつゆを多めに仕上げて、器に、たっぷりの煮汁といっしょに具材を盛り付けていただくのが冨田さん流。余った煮汁は、翌日のうどんつゆなどにも使える。
副菜メモ
食感のバランスを考えた副菜を合わせて
とろりとした食感の主菜なので、副菜には少しシャキッと食感のあるものを合わせるとバランスが良い。キュウリとじゃこの酢の物や、オクラとモロヘイヤの味噌汁などがおすすめ。
point
冬瓜は下ゆでせずに鍋へ
冬瓜は、調味料に直に入れて炊き始める。弱火でじっくり火を通すので、味がしっかり染み込んでいく。