デザインと品質にこだわる企業KEYUCAって？

女性目線で暮らしに役立つアイテムの提案

『ケユカ』というインテリアショップをご存知でしょうか。シンプル＆ナチュラルに暮らすことをテーマに、カーテンや家具、キッチン雑貨やギフトなどバラエティに富んだアイテムを展開しています。シンプルなライフスタイルショップは多々あるけれど、ケユカが他と違うのはデザインだけではなく、品質をとことん追求している点にあります。それを可能にしているのが、ケユカを運営する大手メーカー、『河淳』の総合力。大手アパレルメーカーやスーパーマーケットの陳列棚や什器、ドアノブやタオルリングなどの建築装飾金物を、1974年の創業以来、13万点以上生み出してきました。その実績がケユカのアイテム一つひとつに反映され、安心で優れた品質へとつながっているのです。そして2000年に自社ブランドとして1号店が誕生したケユカは、女性を中心にファンを増やし続け、今や首都圏を中心に約60店舗展開しています。

ケユカ発展の原動力になっているのが女性社員で、多くの女性が企画、開発、販売に携わっています。産休や育休、時短など柔軟な勤務体制で、「クラップタンブラー」などママ目線で開発された商品も多いのです。手厚い福利厚生やアットホームな社風が、自由な発想を生み、ショップにアイデア商品が並ぶ……そんな好循環が生まれているようです。また、社長自ら開発に携わっているため、企画から販売までがスピーディ。流行に左右されない良品がいち早くカタチになる組織づくりも特徴的です。

リラクゼーション＆ビューティーブランド「oän」。
ケユカが提案するライフスタイルを優雅に彩る新作のラインナップ

食器の新シリーズ「DOM ONO」や、2018年9月には「美しくなる可能性は無限大」という思いを込めたケユカのサブブランド「oän」（オアン）が新登場。アロマオイルやバスソルト、タオルなどを展開しています。

インテリアからスイーツまで多岐に渡る展開

ケユカにはレストランやカフェ、スイーツ店もあり、生ケーキや焼き菓子は横浜のアトリエで専属パティシエが手がけています。エクレアや池梟プリン、パンダスイーツなど若い女性を中心にSNSで話題のスイーツも多数あります。スイーツ店の店名「フェリーチェ」は「幸せ」という意味です。ケユカのアイテムには、手にした人を笑顔にさせる不思議な魅力にあふれています。

「agern」リングノートは書き心地を追求したケユカのオリジナル商品。
ノートのデザイナーふたりがノートを手に散歩する「蔵前～浅草橋お散歩MAP」は、
公式WEBサイトからもダウンロード可能。

『ドルチェフェリーチェ』で人気の焼き菓子。
エキュート上野店限定のパンダスイーツはSNSでも話題に。

首都圏を中心に約60店あるケユカは、インテリアショップやスイーツ、カフェなど多業種展開

女性社員の活躍

ケユカ事業部で活躍する女性社員のみなさん。女性社員の平均年齢は33歳で、20～60代を中心に幅広い年代の女性が活躍しています。産休や育休も取りやすく、仕事と家庭を両立していきいきと働く女性も多いそうです。

桜井京子さん
販売部
アートディレクションや広報、公式サイトのコンテンツ「スタイル」をデザイン。ケユカのファンづくり企画を次々考案し、販路を開拓しています。

石井綾香さん
商品企画開発部
2年前、石川さんの産休を機に今の部署へ。主にテーブルウェアの開発を担当。「うつわ市」の企画にも貢献。料理が好きで食器集めが趣味

石川沙月さん
商品企画開発部
入社時より商品企画開発部で活躍。保存容器「FREEP」や「クラップタンブラー」などを開発。「産休産後の働き方が調整できて働きやすいです」

古田真未さん
商品企画開発部
「oän」のアロマ商品や『ドルチェフェリーチェ』のパッケージを手がける。もの作りが趣味で「人に喜んでもらうのが好き」と笑顔で語る

多岐にわたる商品ラインナップ

ケユカのポイントカードに登録者は8 割が女性。店舗販売員も9割が女性と、女性が支え、女性に愛されるブランドであることがわかります。商品企画開発はバランス良く男女比が半々ですが、男性の意見やアイデアが反映されることで、ユニセックスで汎用性の高い商品が生まれているようです。

「DOMONO」シリーズ
KEYUCAの食器といえば白。そのイメージを新たに、一つずつ職人が仕上げた“土もの”シリーズが仲間入り。美濃焼きや波佐見焼きなど、手仕事の温もりが伝わる手触りと、普段使いできるお手頃価格が魅力です。

ASTランドリーボトル　800㎖
約60㎜のスリムな幅と手にフィットするボディラインが美しい、スクエアな洗剤詰め替え容器。洗剤が計量しやすい注ぎ口で、シンプルなデザインに、計算され尽くした細やかな配慮が凝縮。ラベルシール4枚付き

クラップタンブラー
ガラスのような透明感が魅力のプラスチック製タンブラー。環境ホルモン非含有の安心素材で、100 ℃ ～－ 15℃まで対応。軽くて衝撃に強く、食洗機対応で、子ども用に、キャンプ用におすすめ。全5色

FREEP　保存容器
作り置きや冷蔵庫収納に便利な保存容器。透明度が高く、中身がはっきり見えるのが特徴で、そのまま食卓に並べてもおしゃれ。300㎖と650 ㎖の2 タイプあり、スタッキング可。バルブ付きで電子レンジにも対応しています。

Company data

KEYUCA

河淳 ケユカ事業部
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-15-1
TEL：0120-733-611
創立：1974年9月3日
資本金：2億5600万円（2018年8月末現在）
従業員数：1,074名（2018年8月末現在）
https://www.kawajun.co.jp
https://www.keyuca.com/

ケユカ発展の原動力となっている女性社員の力。その力は、大きく偉大であると感じました。結婚や出産などで感じた経験や知識、女性ならではの細かい気づきを仕事に生かしていくことが大切なのではないでしょうか。女性が働くことに関して、まだまだ壁があり、仕事復帰が難しい場合もたくさんあるのが現状です。しかし、こうしてお互いの経験や価値観を分かち合い、産休や育休、時短など柔軟な勤務体制も世の中の企業がしっかりと見習っていかなければいけない点であると感じます。女性の活躍こそが世の中の動きを大きく変えるカギなのかもしれません。