2018/10/18
2015年から毎年発売をしている「暮らし上手の家計簿」。「家計と一緒に“暮らし”も記録」をコンセプトに、手帳や日記としても、献立管理にも使える自由度の高い家計簿です。5年目となる2019年版はInstagramにて改善してほしい点を募集。多くのユーザーからお寄せいただいたご意見を元に完成しました。そこで今回はその中身をお見せし、改善点と使い方のコツを紹介します。来年の家計簿は何にしようか迷っている方はもちろん、アプリか手書きかで悩んでいるという方も必見です。
なぜ手書きの家計簿をつけるのか
ものを買ったっきり、家計簿をつけないという方もいるでしょう。ですが、家計簿をつけることは暮らしやお金の流れを簡単に「見える化」する方法です。実際にムダ遣いがわかると、節約できるようになるほか、小さな買い物はその都度細かく書くのが大変……となると、買い物が減り貯金を増やすことができます。その他、食費や食事の内容を書くことで、家族の食生活まで記録が可能です。
家計簿のつけ方
まずは毎月の収入と固定費を書き込み、各週の予算を出しましょう。その上で、何にいくら使ったのか、レシートを項目ごとに書き写し、1日の支出額を計算します。その後はフォーマット通り集計し、日→週→月→年と進めていけば、1年の家計を把握できます。
利用者の声から生まれた8つの改善点
①書きやすくなった木・金曜日
まず見直したのが書きにくかった木曜日と金曜日。間をほんの少し開いたことで圧倒的に書きやすくなりました。
②マルチに使える年間予定表
頂いたご意見の中で最も多かったのが、年間予定表が欲しいという声。給料日やクレジットカードの引き落とし日を書き込んで、手帳として使えるのはもちろんのこと、グラフを書き込めるので、ダイエット記録をつけることもできます。
③書き写しやすくなった合計記入欄
今まで罫線がずれており、書き写しにくかった週と月の合計記入欄。横軸を合わせる事で、そのまま書き写すことができ、金額の書き間違いを防げるようになりました。
④開きたい月がすぐ開くインデックスシール
今年の付録にはインデックスシールを付けました。奇数月と偶数月で異なるカラーもgood。是非月のはじめのページに挟んで使ってみてください。
⑤帯はちょっとの手間でしおりになります
黄色い帯は、表紙をめくったところにしおりが付いています。切り取り線で切り、破線で折れば、昨年のものより厚めのしおりが完成です。糊付けしたりテープでとめるのもおすすめ。
⑥新しくできた巻末のノート
今回新しく巻末のメモ欄をたっぷり4ページ用意。大切な資料のコピーを貼ったり、忘れたくないことを書き込んでおくのに最適。ドット方眼のため、表も書きやすいのが特徴です。
⑦より多く書き込めるようになった特別支出欄
これまで3行しかなかった特別支出欄。5行に増えたことで、大きなお買いものや急な出費も書き込みやすくなりました。
⑧毎日の残高がわかる差し引き額欄
2016年版から復活したのが、差し引き額の欄。前日の差し引き額から、その日の支出額を差し引けば、残りあとどれくらい使うことができるか分かります。
今年から家計簿をはじめてみようという方も、長年家計簿をつけている方も、今年の改善点を是非活用してみてはいかがでしょうか。面倒と思われがちな手書きの家計簿ですが、「暮らし上手の家計簿」は日々の暮らしをより楽しむためのものです。気軽に暮らしのあれこれを少しずつ記録し、自分だけの1冊を作ってみましょう。