2021/11/17
こんにちは。暮らし上手編集部です。
2022年度版で8周年を迎える「暮らし上手の家計簿」。
今回は、昨年から「暮らし上手の家計簿」を愛用しているという料理家の武山ふみえさんに、お話を伺いました。
武山さんならではの家計簿のつけ方にも、ご注目くださいね。
<Profile>
武山ふみえ
料理家。東京農業大学醸造科卒業。食品関係の仕事を経て、挿花家・谷匡子さん主宰の花の事
務所doux.ceの給食係に。その後、料理家として独立。家庭的な料理やお菓子を得意とす
る。夫とともに営むウェブショップ「ショップ武山」では、定番商品のグラノーラや自身の
レシピ本『 Share Happy Granola』等を販売。
https://shoptakeyama.stores.jp
http://takeyamafumie.com/
使い勝手のいい部分は変わらず、 毎年新しい改善も忘れない「暮らし上手の家計簿」が好きです
編集部:2022年度版の「暮らし上手の家計簿」にて、レシピの提供をしてくださっている武山ふみえさん。そのやり取りの中で、偶然にも「前から暮らし上手の家計簿を使っていますよ」とお話いただいたことがきっかけで、今回の取材が実現しました。今日は、武山さんの家計簿について、いろいろと教えてください!
武山:はい。よろしくお願いします。
編集部:まず、「暮らし上手の家計簿」を使い始めたきっかけを教えてください。
武山:「暮らし上手の家計簿」は、価格も約500円と手頃ですし、何年も継続的に販売されていたので安心感があって手にしました。それまで、家計簿というものはつけたことがなかったんです。子どもの頃からおこづかい帳も続かないくらい、お金関係の管理にはうとくて(笑)。でも、仕事の節目で必然的に収支をしっかり管理しないと、ということになり、家計簿が必要になったんです。2020年版を初めて使い、とても使いやすかったので、今年もまた使っています。
▲2020年から「暮らし上手の家計簿」を愛用中
編集部:実際に使われてみて、いかがでしたか?
武山:どこに何を書いたらいいのかが一目瞭然で、家計簿初心者の私でも迷わずつけられました。
1日の「購入したもの」欄に買ったものと1日の合計金額を記入、同じページの右側に1週間の合計を記入、そして月の合計金額は最後のページにまとめて……。
記入する場所がしっかりと誘導されているので、スムーズに書くことができるんです。
▲1日、1週間、1か月の記入欄がわかりやすいのがお気に入り
武山:あと、クレジットカード専用の欄があって、金額を記入できるのもありがたいです。クレジットカードって、ついつい忘れてしまいがちですよね。使ったぶんをその日ごとにしっかり書けるので、忘れ防止になります。
▲武山さんの家計簿。1日のやることやmemo欄も活用
編集部:家計簿はどのタイミングでつけられていますか?
武山:できればその日につけたいですが、できない時は週末にまとめて書くこともあります。家計簿をつけ始めるまでは家計にあまり頓着していなかったのですが(笑)、使い始めたら、家計を几帳面に管理したくなってきました。
▲レシートは箱の中に管理。できるタイミングで無理なく記入
編集部:武山さんの家計簿を見てみると、カレンダーのページに、お店の名前が書いてありますね?
武山:はい、ここに、食材や日用品を買いに行ったお店や、外食した場所を書いています。このページと週ごとの支出ページを見比べること、どこで何にお金を使ったか、わかりやすくて便利なんです。
▲カレンダーには赤色のペンで店名を記入
編集部:なるほど、武山さんならではの使い方ですね! そして、「食べたもの」の項目も、使っていただいていますね。
武山:記入しておくと、いつ何を食べたかがはっきりわかるので便利です。食べたものって、少し時間が経つと、意外と忘れてしまいがちですよね。ここに記入することで、日々の献立が似ないように工夫できるのも嬉しいです。
▲朝、昼、夜、食べたものをそれぞれ記入
編集部:現在使っていただいている2021年版で、ほかに良かったところはありますか?
武山:「実践したい節約術・貯蓄術」の読みものが面白かったです。節約のことって、あまり考えたことがなかったので、ためになりました。
▲武山さんお気に入りの、2021年版の節約術・貯蓄術のページ
武山:あと、その月ごとに掲載されているレシピも役に立ちました! 旬の食材って、忘れてしまうことも多いですよね。それをこのレシピ部分を見ることで思い出させてくれて …。
編集部:料理家の武山さんにそう言っていただけて嬉しいです。
武山:それに、2022年版の「暮らし上手の家計簿」には、レシピ部分にQRコードがついているんですよね。いつも収支の計算には電卓がわりにスマホを使っているので、家計簿に記入しながら、ささっとスマホでホームページに飛び、レシピを見られるのが嬉しいです。アナログ派なので家計簿は手書きしたいですが、レシピはわかりやすいほうがいいので、ウェブで見られる点はとっても助かります!
▲家計簿は手書き、レシピはスマホも使って。アナログ派の武山さんにもぴったり
武山:新たに加わった「月の満ち欠け」のマークも、嬉しいです。新月の日は、新しいものを買ったり情報発信をしたり、気持ちを新たに何かをはじめるきっかけになります。満月の日も、ものごとの節目になりますよね。
▲家計簿をつけながら、月の満ち欠けを感じられるのも嬉しい
武山:毎年少しずつ変化している「暮らし上手の家計簿」ですが、私には何より、「変わりすぎない」安心感も好きなところです。使い手を大切にしてくださっている感じが伝わってきて……。
編集部:ありがとうございます。2022年版もぜひ、楽しく続けてくださいね!
photo:本多康司
text:島田奈津子
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家計簿の愉しみ01. 暮らし上手の家計簿の魅力
https://www.kurashijouzu.jp/articles/lifestyle/lifestyle-53466/
家計簿の愉しみ02 暮らし上手の家計簿ヒストリー
https://www.kurashijouzu.jp/articles/lifestyle/lifestyle-53599/
家計簿の愉しみ03. 2022年版暮らし上手の家計簿のヒミツ
https://www.kurashijouzu.jp/articles/lifestyle/lifestyle-53621/