「わたしの胃袋ごはん 季節の変わり目のゴボウリゾット」暮らし上手のたまごさん 降矢絵莉子
2018/11/27
本格的に秋が終わったなぁ…と感じるこの頃。
根菜は冬に食べたくなる食材のひとつです。中でもわたしはゴボウが好きなのですが、ゴボウは食物繊維が豊富で便秘解消や血糖値を下げる作用があるといわれています。最近娘の便秘も気になるので、今日はゴボウを使ったひと品にしようと思います。でも、ゴボウってなかなか子どもが食べてくれない食材のひとつ。大好きな米を使ったメニューなら食べてくれるかなと願いを込めて、今日は冬らしくリゾットに仕上げます。フライパンで具材をさっと炒めたら、お米を入れてさらに炒めます。お湯と塩を入れて、加減を見ながらグツグツと待つこと約20分。あっという間にゴボウのダシたっぷりのリゾットの出来上がりです! お皿に盛って、仕上げにたっぷりのパルミジャーノをかけたら香りから食欲を刺激します。大人にはクレソンも添えて……。
食べてくれるかな…? と不安になりながらも横目でチラチラと子どもを観察していたのですが、あまりの美味しさに、思わず、私が先に「おいしい!」と言ってしまいました。そんな声につられて、子どももひと口。「おいしい!」と完食してくれました。こうやって、少しずつ食べられるものが増えていくの見るのは、本当に嬉しいのです。次は、きんぴらごぼうに挑戦しようかな。
暮らし上手のたまごさん降矢絵莉子
会社勤務の後、出産を機に食の道へ。4人家族2児のママ。趣味はパン屋巡り。お菓子や子ども向けレシピを考案中