FOOD & RECIPE

「わたしの胃袋ごはん たっぷりきのこと栗の炊き込みごはん」暮らし上手のたまごさん 福田みなみ

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2018/10/23

「わたしの胃袋ごはん たっぷりきのこと栗の炊き込みごはん」暮らし上手のたまごさん 福田みなみ

秋も深まり少し肌寒くなってくると、ほかほかの炊き込みごはんが食べたくなります。

わたしは、鍋に好きな具材を入れて作るのですが、秋は美味しい食材が目白押しで少し困ります。だって、きのこ、サンマ、芋、栗、カボチャなど私の好物ばかりで、炊き込みご飯にぴったりの食材ばかりなんですもの。悩んだ結果、今日はたっぷりきのこと栗の炊き込みごはんに決定。好きなものはひとつに絞れない性格なもので、きのこと栗の両方を使うことにしました。きのこは適当な大きさに切り、栗は甘露煮を丸々入れて、味付けはお気に入りの白だし。始めちょろちょろ中ぱっぱ。火にかけて待ってる時間がこれまた幸せなひと時。甘いような香ばしい美味しい匂いがだんだんしてきて、蓋を開けたくなる気持ちをグッとこらえます。しばらく蒸してから、ようやく蓋を開けると、顔中に美味しい蒸気がまとわりついて離れません。この瞬間がたまりません。栗の甘みときのこの旨味に白だしの優しい香りが合わさって、どんどん食べ進めたくなる美味しさ。明日も明後日も毎日炊き込みご飯でも飽きないのでは、そう思いながら、明日の炊き込む食材を考える秋の夜長です。

スタイリング:木村遥

福田みなみ

暮らし上手のたまごさん福田みなみ

料理家さんのアシスタント、飲食店で働きながら日々勉強中。美味しいごはんを食べることが一番の楽しみ。