2018/07/12
「新レンコンの実山椒焼き」
リビングの窓から望む木々から蝉の声が聞こえ始めました。
今年は梅雨明けが早く、7月初旬から気温が高まり、
照りつけるような日差しが体の水分を奪います。
レンコンは胃腸の働きを整え、体の熱を除き体を潤してくれる食材。
ちょうど新物のレンコンが出回る季節です。
シンプルにレンコンの美味しさを味わう料理を楽しみ、体を潤します。
レンコンは2cm厚さにの輪切りにし、オリーブオイルで焼き付けます。
初夏に作り置いた実山椒の塩ゆでぱらりと加えて香り良く焼き上げたら、
皿に盛り付け、黒酢とはちみつを煮立てて回しかけて、塩をふります。
レンコンのしゃきしゃきとした食感とほのかな甘味を感じる一皿です。
料理研究家コウ静子
料理研究家。料理研究家である母、李映林氏のアシスタントを務めたのち独立。韓国薬膳要素を取り入れた、身体に優しい料理に定評がある。雑誌や書籍、テレビ番組などで活躍中。著書に『症状別 不調の時に食べたいごはん』(家の光社)などがある。