2018/06/28
6月の誕生日、美味しそうなブーケをいただきました。緑鮮やかな葉と黄の色が元気をくれる、それは、かぼちゃの葉と花の束ねたもの。
透明のセロハンに淡いピンクのリボンがかけられていました。
日本では食用とされないものですが、韓国ではかぼちゃの葉を立派な野菜のひとつとしていただきます。
今年初物のかぼちゃの葉。嬉しくて早速リボンを解き、蒸して炊き立ての麦ご飯と漬け上がったばかりのカリカリ梅を包んでサムパに。かぼちゃの葉は小さなうぶ毛があるので、ふきのように皮を剥いてからお料理します。ビタミンCが豊富で夏の暑さ疲れから体を癒してくれる野菜。こうしてサムパにすると疲れている時や食欲のない時もいつのまにか元気がわいてくるから不思議。
料理研究家コウ静子
料理研究家。料理研究家である母、李映林氏のアシスタントを務めたのち独立。韓国薬膳要素を取り入れた、身体に優しい料理に定評がある。雑誌や書籍、テレビ番組などで活躍中。著書に『症状別 不調の時に食べたいごはん』(家の光社)などがある。