「わたしの胃袋ごはん」vol.19 暮らし上手のたまごさん 関沢愛美

あっという間に季節は夏。
「今年は酷暑になります。」そんな予報を聞きながら、今日の食べたいものを考える。
毎年暑くなってくると決まって食べたくなるのは、汗が吹き出るくらい辛い坦々麺。
いつもはお店で食べてしまうけど、今日は自分オリジナルのつけ麺風で作ってみることにした。
たっぷりの胡麻を使った濃厚なつけ汁。
辛さのポイントとなる豆板醤と多めのラー油を入れて混ぜ合わせたら、豆乳を加えてクリーミーさをプラス。赤味噌ベースのそぼろは、みりんを多めにしてちょっぴり甘めにすると、刺激的なタレと相性抜群！
麺もたっぷりの氷でキンキンに冷やすのがポイント。
その上に、大好きなパクチー、肉そぼろ、半熟卵をのせたら、仕上げに食感楽しいカリカリのナッツを散らす。
好きなものをたくさんのせて、自分好みにアレンジできるのは、おうちごはんならではだなあとしみじみ。
辛いもの好きな私は、最後に追加のラー油をひとまわし。
扇風機を顔に近づけて、麺をつけ汁にたっぷり絡ませて一気にすする。
もちろん、ズズズっと豪快に。
今年の夏はこれで乗り切ると決めた。最高の夏飯できあがりです。

スタイリング：木村遥