FOOD & RECIPE

「カラダごはん」vol.14 コウ静子

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2018/03/22

「カラダごはん」vol.14 コウ静子

「代謝を促すいんげんの黒ごまあえ」

冷たい雪が舞った春分の日。
心が浮き立つような麗らかな日、体がこわばる冷たい日。
行ったり来たりしながら、季節が移りゆく春。
シャキシャキとした食感、ほのかな苦み、優しい緑。
窓の外の冷たい空気を感じながら、
心と体は軽やかな味わいを求めます。
いんげんは胃腸の働きを高めてくれる食材です。
冬の寒さにより、傷みがちな腎を補う黒い食材も取り入れて、
冬から春へと体を整えます。

コウ静子

料理研究家コウ静子

料理研究家。料理研究家である母、李映林氏のアシスタントを務めたのち独立。韓国薬膳要素を取り入れた、身体に優しい料理に定評がある。雑誌や書籍、テレビ番組などで活躍中。著書に『症状別 不調の時に食べたいごはん』(家の光社)などがある。