2017/12/14
少し早いクリスマスディナー「ビーツと牛すね肉の赤い煮込み」
クリスマスが近づくと、なんだかソワソワする気持ち、いくつになっても変わりません。
街中クリスマスイルミネーションが華やかで、赤い色に心魅かれてしまいます。
クリスマス気分で何度も作るのは、魅惑的な赤い煮込み。
ビーツを下ゆでし、手でするりと皮がむいたら牛すねや人参、玉ねぎ、セロリなどの香味野菜と合わて、大きな鍋でゆっくりと煮ると、鍋の中は驚くほど鮮やかな赤い色に。
鍋の中をのぞいているだけで、胸が高鳴ります。
ビーツは食べる輸血と言われるほど補血作用の高い野菜です。
秋から冬の空気が乾燥し、肌や体の内側も潤いを求めてる時期。
血を補い体を温めると、気持ちも体も艶やかに過ごせます。
料理研究家コウ静子
料理研究家。料理研究家である母、李映林氏のアシスタントを務めたのち独立。韓国薬膳要素を取り入れた、身体に優しい料理に定評がある。雑誌や書籍、テレビ番組などで活躍中。著書に『症状別 不調の時に食べたいごはん』(家の光社)などがある。