2017/09/20
風が心地よく過ごしやすくなり、秋らしくなってきました。秋がくると、苦しく辛かった夏の暑さをすっかり忘れてしまうのはなぜでしょう。今日は彼岸の入り。4歳の娘も大好きなおはぎを作ってみました。私は東京の下町で育ったので、近所には和菓子屋さんがたくさんあり、うちでおはぎを作る習慣はありませんでした。こうやって手作りするとより季節を感じることができて楽しさが何倍にもなります。カボチャとサツマイモを蒸かして潰し、きび砂糖を加えたものを餡子のおはぎの中に忍ばせています。余った分は茶巾にして彩り豊かな秋のおやつタイムです。
藤吉陽子
『O-kitchen』主宰。カフェ勤務などを経て、デザイン、イラスト、工作作品を手がける夫のto-kichiと、お菓子の企画、製造、販売を行う。”ちょっぴりの幸せ”を感じられる、シンプルで丁寧なお菓子づくりを目指している