秋の夜長に味わいたい、ワインに合うおつまみ2種
2019/12/02
爽やかな空気に、秋の深まりを感じる今日この頃。過ごしやすくなってくると、美味しい食べものやお酒が恋しくなってきますよね！ 今回は、秋の夜長にぴったりの、ワインに合うおつまみをご紹介。やりいかのグリルと牛肉とクレソンのサラダ、見た目はとってもおしゃれで難易度が高そうですが、心配はいりません！ どちらも素材の旨みを活かしたシンプルな調理法なので、材料さえ用意すれば、食事前にパパッと作ることができます。虫の鳴き声をBGMに、さっそく今晩、堪能してみてはいかが？
やりいかのグリル バジルナッツソース
【材料】（作りやすい分量）
やりいか…2杯
オリーブ油…適宜
＜A＞
バジル…20g
塩…小さじ1/2
水…大さじ2
オリーブ油…大さじ3
こしょう…適宜
ニンニク…１片
クルミ…15g（150℃のオーブンで15分ロースト）
【作り方】
1)＜A＞をフードプロセッサーで細かく切り混ぜる。
2)やりいかは胴体をはずし、皮をむく。
3)フライパンにオリーブ油を入れて熱し、2のやりいかを焼く。やりいかは2分ほど焼き、裏返して30秒ほど焼いて取り出す。
4)皿に1を敷き、3を盛る。
牛肉とクレソンのサラダ
【材料】（作りやすい分量）
牛肉薄切り…200g
オリーブ油…大さじ1
青唐辛子…2本（輪切り）
ニンニク…1片
砂糖…大さじ1
ナンプラー…大さじ1
クレソン…1把（洗って水けを切り半分に切る）
フルーツトマト（ミディ）…1個（1/2に切る）
＜ドレッシング＞
ナンプラー…大さじ1
レモン…大さじ1
【作り方】
1)オリーブ油をフライパンにひき、叩き潰したニンニクを入れ、熱する。香りがたってきたら、肉を入れて炒める。青唐辛子を入れ、さらに炒め、砂糖とナンプラーを入れて2~3分炒めて火を止める。
2)牛肉を皿に入れ、トマトとクレソンを盛る。1の残った汁とナンプラー、レモンを混ぜ合わせてドレッシングにし、かける。
やりいかのグリルは、するめいかではなく、必ずやりいかを使ってください。コツは手早く焼くこと。残ったソースはパンにつけても美味。牛肉のサラダは、肉を炒めてでき上がり。こちらもとっても簡単です。クレソンのほろ苦さとトマトの酸味で、肉料理とはいえ、いくらでも進む軽やかなテイストですよ。
出典：「暮らし上手のお酒とおつまみ」
料理：高橋雅子
文：長谷部美佐
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料理家高橋雅子
ル・コルドンブルーでパン作りを習得。パンとワインの教室『わいんのある12カ月』を主宰。ベーグルショップ『tecona bagel works』も好評。『塩レモン・塩ゆずレシピ』（池田書店）など著書多数。2014年9月に最新刊『塩レモンレシピ』（池田書店）、『パンのおつまみ』（ぴあ株式会社）が発売