VERMICULAR RICEPOT Laboratory WEBレポート
2018/10/16
「バーミキュラ ライスポット」という調理器具の名前を聞いたことがありますか。「お米を炊く高級な炊飯器でしょう?」「実際にどんな使い方ができるの?」どこかで見たり、聞いたりしているものの、皆様の多くは疑問をお持ちになっていることでしょう。そこで今回はバーミキュラを手掛ける愛知ドビーが、Kurashi でもおなじみの料理家さんたちを招いて、料理をふるまう様子をレポート。料理家の皆様たちは、ライスポットの開発秘話やその製品のポテンシャルについてプレゼンテーションを受けながら、ライスポットで調理したフルコースをいただきました!
Kurashi presents
バーミキュラ ライスポット×料理家
VERMICULAR RICEPOT Laboratory
バーミキュラ ライスポット ラボラトリーは、
バーミキュラ ライスポットを通した料理家の皆様とKurashiの交流会。
Kurashi でもおなじみの料理家さんが集合!
まずはバーミキュラの歴史から
「メイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋 バーミキュラ」は、世界中の人々を笑顔にすることを目指して作られました。愛知県名古屋市に1936年に創業した、老舗の小さな町工場。一度活気を失ったその町工場で、もう一度誇りと笑顔を取り戻すために、「世界最高の製品を作りたい」という思いのもと、約3年もの歳月を経てバーミキュラは完成しました。鋳物鍋へのホーロー加工とフタの密閉性を高めることとの両立を実現するために、何度も何度も試作を繰り返し、奇跡的に辿り着いた「素材本来の味を引き出す鍋」。それがバーミキュラの鍋です。
実際に手に持ってみて違いを確認!
取っ手がフタと本体にそれぞれ付いていることで、重さが分散され持ちやすい構造になっています。職人の手で仕上げられているので、曲線も滑らかで美しいです。
バーミキュラ ライスポットで調理をしたメニューを試食
日々、バーミキュラを使った料理を作り、レシピを開発されている愛知ドビーの専属シェフに、バーミキュラ ライスポットで調理をしたフルコースを作っていただき、みなさんで試食しました。
愛知ドビー専属シェフをご紹介
吉見将宏シェフ
名古屋市内のパティスリーでパティシエとして活躍後、人気フレンチレストランで料理人として研鑽を積み、独立。バーミキュラのトップシェフとしてレシピ開発・撮影・料理全般を担当。
戸谷直樹シェフ
名古屋の東急ホテル「ロワール」、「ジャルダン・デ・サンス」などのフランス3ツ星レストラン、恵比寿「ジョエル・ロブション」を経て名古屋市内で独立。バーミキュラに魅了され、レシピ開発を担当。
1品目:サーモンのミ・キュイ
コースのスタートを彩るのは、サーモンのミ・キュイ。「ミ・キュイ」とはフランス語で「半生」を意味し、ほどよく加熱する調理法のこと。バーミキュラ ライスポットなら、1℃単位で絶妙な火加減をコントロールできるので、しっとり、なめらかに仕上がります。
2品目:無水ミネストローネ
野菜の水分だけで作ったミネストローネ。バーミキュラ製品は密封性が高いため、素材の味を存分に引き出し、野菜の旨味を凝縮したスープを作ることができます。
3品目:カルニータス
カルニータスとは、メキシコの郷土料理で「豚肉の蒸し焼き」。今回は、タコスのようにトルティーヤに巻いていただきました。煮込み料理も火加減の心配が要らず、ほろほろ、とろけるお肉ができました。
4品目:ちぎりパン
温度管理ができるライスポットは、パン作りもおまかせです。温度管理が難しい発酵から焼成までを、ボタンひとつの操作で行えるので、オーブンを使わずに、もっちり、ふわふわのパンが焼けます。
5品目:ローストビーフ・グレービーソース
ローストビーフのような低温でゆっくり熱を通したい料理も、保温モードを使えば失敗知らず。焼き付けもしやすく、牛肉の表面全体に焼き色をつけて旨味を閉じ込めてから低温で熱を通し、美味しい肉汁を含んだソースをからめれば、普段は手のかかるメニューも簡単に作ることができます。
6品目:白米
ライスポットで炊くご飯の美味しさは格別です。お米一粒一粒がふっくら、つやつや。お米が立つとはこのことです。時間が経って冷めてしまっても、驚くほど美味しくいただけました。おこげモードでおこげをつけることができるのも、ライスポットの魅力です。
7品目:パラパラチャーハン
炒め物もできると知っていましたか? 安定した火力で、パラパラの黄金チャーハンが家庭で手軽に実現。温度コントロールにより炒め調理が格段にしやすくなります。ここでは料理家の近藤幸子さんに手伝っていただきました。さすがの手際です。
8品目:秋刀魚の炊き込みご飯
ライスポットを使えば、炊き込みご飯も簡単。丸ごと焼いた秋刀魚を、きのことともに豪快に炊き込みました。ライスポットごとテーブルに出せば、盛り上がること間違いなし。実際に、秋刀魚の香ばしさと迫力満点の見た目に、料理家さんからもわあーっと嬉しそうな声が。おもてなし料理にも最適です。
9品目:アールグレイのシフォンケーキ
最後はデザート。オーブンを使わずに、ふわふわのシフォンケーキが焼き上がります。ほどよい水分を含んだシフォンケーキは、生地の密度が高く弾力さえ感じられます。口の中に一気に幸せが広がりました。
料理からデザートまで、ライスポットひとつでフルコースが作れます!
美味しいご飯を一緒にいただき、会場の雰囲気も和気あいあい。バーミキュラ ライスポット ラボラトリーを通じて、料理家のみなさん同士も交流が深まったのではないでしょうか。愛知ドビーの土方社長やシェフにライスポットについて質問する姿も見られました。ライスポットのポテンシャルを知った料理家さんが、今後バーミキュラ ライスポットを使ってどのような料理を作られるのか、楽しみですね! ご参加いただいた料理家の皆様がライスポットを使ったレシピ開発を行って、「次は愛知ドビーさんをおもてなしする会を開こう!」「それをレシピブックにまとめては?」などの楽しいアイデアも出たほどでした。
みなさま、本当にありがとうございました!
上段左から時計回りに、愛知ドビー広報・古澤紗織さん、柚木さとみさん、minokamoさん、吉見将宏シェフ、愛知ドビー社長・土方邦裕さん、戸谷直樹シェフ、星野奈々子さん、森崎繭香さん、村山由起子さん、近藤幸子さん、瀬戸口しおりさん、中川たまさん、真藤舞衣子さん。参加してくださった料理家のみなさま、ありがとうございました!