FOOD & RECIPE

「わたしの胃袋ごはん サンマとサツマイモの豆鼓醤炒め」暮らし上手のたまごさん 降矢絵莉子

タグ:

2018/10/02

「わたしの胃袋ごはん サンマとサツマイモの豆鼓醤炒め」暮らし上手のたまごさん 降矢絵莉子

ここのところグッと涼しくなり、やっと秋が来たなあ…としみじみ感じます。

スーパーに並ぶ食材も秋色いっぱいになりました。秋は美味しいものが多いので、食べたくなるものはたくさんあるのですが、私が一番引き込まれるのはサンマです。夕方子どものお迎えに行き、家まで帰る帰り道は幸せな時間。どこからともなく漂ってくるサンマの焼けた香りに思わず胃袋を掴まれるのです。

そんな我が家もサンマを使ったおかずにすることに決めました。

炊き立ての白米に旬のサンマ。もちろん塩焼きも美味しいけれど、今日は豆鼓醬を使ってみることに。豆鼓醬は豆鼓をペースト状にしたもので、炒め物や蒸し物に加えるだけで豊かな旨味たっぷりにしてくれる美味しい調味料。娘も一緒に食べられて、大人はお酒が進むおかずです。下処理をしたサンマとサツマイモをフライパンに入れて、じっくり蒸し焼きにするのがコツ。じんわりと火を入れていくと身はふっくら、さつまいもはホクホクで食感の楽しいひと品に。そこへ豆鼓醬をベースにしたタレを絡ませれば、出来上がり。簡単なのに秋をしっかりと感じられるおかずです。

始まったばかりの秋。

お母さんこの匂いなに? そんな娘の質問に今日も答えながら晩ごはんを決めています。

 

スタイリング:木村遥

降矢絵莉子

暮らし上手のたまごさん降矢絵莉子

会社勤務の後、出産を機に食の道へ。4人家族2児のママ。趣味はパン屋巡り。お菓子や子ども向けレシピを考案中