FOOD & RECIPE

「わたしの晩酌 生秋鮭のフライ」村山由紀子

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2018/09/21

「わたしの晩酌 生秋鮭のフライ」村山由紀子

秋の味覚のひとつ「鮭」。
魚屋さんには「生秋鮭」と書かれた札が立てられ、綺麗なピンクオレンジ色の鮭の切り身が並んでいる。
眺めているだけで、いろいろな料理アイデアが浮かんでくる。
でも(!)今日は王道のひとつ、鮭フライにしてみた。
数日前から漬けていたいくらの醤油漬けも合わせて今日のおつまみに。
生鮭は程よい大きさに切り分け、塩・こしょう。
卵、牛乳、小麦粉、すべて同量で混ぜたバッター液に浸してから、パン粉付け。今日のパン粉は国産小麦で作ったパン粉。
フライパンに油を入れ、180度で2~3分揚げたら出来上がり。
手で大きめにちぎったレタスを添えて、ソースをかけ、いただきます。
実は待ちきれずに揚げながら1個つまみ食いしてしまった(笑)。
鮭は思ったより繊細で、きめ細かい感じの質感だった。そしてふわっと鮭らしい香りが口の中に広がった。
パン粉が良かったのか、とてもサクサク。
ビールをいただきながら、至福のひとときだった。

村山由紀子

料理家村山由紀子

素材の持つ美味しさを引き立てるシンプルな料理を得意とする。四季を楽しむ料理、生活を心がけながら、日々過ごしている。著書に『パンのおかず50』(実業之日本社)、『天板一枚で!毎日のオーブンおかず』(河出書房新社)など。近著に『ベジヌードル』(主婦と生活社)がある。
http://murayamayukiko.com