2018/05/09
甘い香りのふわふわホットケーキに、チョコとクッキー。
その日の気分に合わせて、お気に入りの器に盛り付けるのも、高橋さんの楽しみのひとつ。
小さな子どもふたりの育児をしながら仕事をこなす高橋さん。忙しい朝のリズムとは?
ダイニングテーブルは高橋家の朝の中心
1日のスタート時点となるのがダイニングの真ん中にある大きな木のテーブル。
お気に入りのコーヒーとパン、そして家族みんなの笑顔がそろえば、
それだけで十分心地よいひととき。次男の真生くんもニコニコ
「子どもがふたりともまだ小さいので、朝は本当にバッタバタ。朝食の用意に片付け、主人のお弁当を詰めて、保育園の準備、掃除、洗濯干し……」
現在、フードコーディネーターをしながら、家事と育児をこなす高橋若奈さん。
子どもが生まれる前と後では、朝の過ごし方がガラリと変わったそうだ。
「夫婦ふたりで暮らしていたころは、朝はゆっくりそれぞれのペースで過ごしていましたが、今は完全に子どもが中心。朝からダダをこねたときは叱らなくちゃいけないことも多くて、もう大変ですよ」
しかし、出産、子育てという大きな生活の変化があった時代も、唯一変わらないこと、それが朝の食卓なのだそう。「どんなに忙しくても、必ず家族みんなで朝食をとります。子どもがやんちゃ盛りの頃は、私が他のことをしていると、つられて遊び始めちゃう。でも、食事の時間にみんながテーブルに集まると、長男の真瑠も自然と食事モードになるみたい」
ダイニングにどしりと構える大きな木のテーブル。ここが高橋さん家の朝の中心。
どんなに慌ただしくても、1日の始まりに、家族みんながひとつになる場所なのだ。
とはいえ、高橋さんは普段、朝食をつくらない。
「平日の朝は、コーヒーとパンがあれば十分。あとはフルーツを切るぐらい」
あれ? 食べることと料理が大好きで、フードコーディネーターになったと聞いていたが……。
「もちろん、料理は大好き。でも平日の朝は料理に時間を掛けられないんです。その代わり、休日は朝から甘いホットケーキを焼いて思いっきり食べます」
平日と休日、それぞれの朝食スタイルを存分に楽しんでいる。
「母が大のコーヒー好きで、毎朝コーヒー豆を挽いていました。
そのせいか私もコーヒーが大好き。朝は、大きなマグカップでもおかわりするぐらい飲みます」
休日の朝は、メニューも気まぐれ。ホットケーキも豪華にトッピング
高橋さんの愛用品
コーヒー好きに嬉しい大きめサイズ『イッタラ』のティーマシリーズのマグカップは、定番よりワンサイズ大きい400㎖を愛用。「コーヒーが大好きなのでこの大きいサイズがお気に入り。ソーサーはクッキーやチョコの器としても使っています」
大きさが手ごろでパンを乗せるのにぴったりパン用のお皿は、少し温かみのあるシンプルな楕円のものを愛用。「ちょっと細長いパンでもそのまま乗せられます。大きさが手ごろで扱いやすいので、毎朝自然とこのお皿にパンを乗せています」
砂糖より身体にやさしい自然の甘みを砂糖を使わず、フルーツと果汁で作られるフランス『サン・ダルフォー』のジャムは爽やかな甘み。「パンやクラッカー、ホットケーキにも使うので欠かせません。はちみつも大好き。知り合いの手作りはちみつがお気に入りです」
≪高橋さん教えて!≫
Q:朝 、眠い時の対処法は?
A:特に辛いと感じたときは、子どもが寝ている朝4時ごろに熱いシャワーを浴びます
Q:心地よく目覚めるために実践していることは?
A:夕食が遅くなると、朝、身体が重いので、18 時ごろに食べ、早く寝るようにしています
Q:子供のころ 、食べていた朝ごはんは?
A:トースト、目玉焼き、牛乳が定番。母の影響で中学生のころからコーヒーを飲むように
【PROFILE】
たかはしわかな
グラフィックデザイナーからフードコーディネーターへと転身後、広告、CM撮影、パーティーやイベントのフードコーディネートやメニュー開発をメインに活動中。真瑠(まる)くん、真生(まお)くんのママとしても忙しい毎日を送る
朝時間を毎日豊かに楽しむための”朝食”の本
気持ちのよい朝のはじまりは朝食から。丁寧にダシをとった味噌汁、バターたっぷりのふわふわオムライス、栄養満点のスムージー。
爽やかな陽射しの中、朝ごはん習慣をはじめてみませんか? ちょっと贅沢な気持ちになれて、早起きの特権ともいえる朝食は、あなたにとって元気の源? 至福の時? 朝からしっかりとご飯を食べることが、充実した一日を過ごすきっかけになるはずです。明日からいつもより早く起きて、美味しいモーニングライフを。
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