2017/09/05
先日、友人の漆作家の宮下智吉さんのご自宅に伺いました。撮影も兼ねてだったのですが、お昼は宮下さんが作ってくださったナス味噌をいただきました。長野の方ではよく作られている郷土料理だそうです。普段、作業場にはお弁当を持参されており、ナス味噌と玉子焼きとおにぎりの入ったお弁当は定番とのこと。お話からイメージして、宮下さん作のお弁当箱に同じお菜を作って詰めてみました。毎日食べても飽きないお菜というのはこういうものかなとしみじみと感じながらいただきました。 玉子焼きの卵は漢方卵というものを見つけて使いました。夏の疲れが出るこの季節は、普段の食材をグレードアップして栄養をとるのも大切だなと感じています。
料理研究家角田真秀
料理研究家。夫とともにフードユニット『すみや』として、ケータリングや書籍などを中心に活躍中。どの家庭にもある基本の調味料を使った、心も身体も休まるレシピに定評がある。著書に新刊に少ない調味料で作れるスープのレシピが満載の『簡単! 毎日楽しめる!スープの本』(小社刊)がある。http://sumiya-nikki.blogspot.jp