FOOD & RECIPE

【018】手作り和菓子でお花見気分をもっと盛り上げよう

2016/03/31

【018】手作り和菓子でお花見気分をもっと盛り上げよう

年に一度、桜の花が咲き誇るお花見シーズンの到来です!
持ち寄りピクニックのお誘いも増えてくる頃ではないでしょうか。
“花より団子”という言葉もあるくらい、今年の春は、手作り和菓子でみんなをアッと驚かせてみては。
実はとっても簡単に作れる和菓子。
お出かけ前にさっと作れる手軽さもおすすめです!

手作り和菓子がお花見に向く理由

つまんで食べやすい

ワイワイおしゃべりも楽しみなお花見。パクッとつまんで一口で食べやすい和菓子ならば、おしゃべりの邪魔にもなりません。

おっ! と仲間から一目おかれる

お料理やお酒を楽しむイメージの強いお花見だからこそ、季節感のある手作り和菓子のセレクトは、仲間からの注目度も抜群です。

常温でも安心して持ち運びやすい

冷やしたりせずに、そのまま持ち運べるのが和菓子の魅力。使い捨てのパッケージを和紙でくるむと、ますます風情ある手土産にもなります。

アレンジあんこ大福に挑戦!

正統派の大福ももちろん素敵だけれど、手軽に楽しめるあんこアレンジもおすすめです。見かけは普通の大福だけれど、ひと口食べるとアッとおどろくアレンジあんこが入っているサプライズを届けましょう。

<基本の大福の作り方>

ひとくち大福

[ 材料 ] 12個分
小豆粒あん…240g
白玉粉…100g
上白糖…40g
水…180ml
片栗粉…適量

[ 作り方 ]
1、バットに片栗粉をまんべんなく振る。小豆粒あんは12等分にして丸める。
2、耐熱ボウルに白玉粉と上白糖を入れてよく混ぜ、水を少しずつ加えながらダマにならないようにヘラで混ぜる。ふんわりとラップをして、電子レンジ600Wで2分加熱し、いったん取り出してヘラで手早く練る。
3、ふたたびふんわりとラップをして電子レンジ600Wで1分ずつ計3分加熱して、その都度取り出してヘラで手早く練る。
4、生地に透明感が出て、ヘラで持ちあげたときにちぎれずにのびるくらいになったら、片栗粉を振ったバットに取り出し、表面にも片栗粉をつけて温かいうちに12等分にする(片栗粉をまぶしたスケッパーやキッチンバサミで切ると良い。)
5、余分な片栗粉を軽く落として手で広げ、丸めたあんをのせて包む。同様にあと11個作る。

※出典『あんこのおやつ』(誠文堂新光社)

アレンジあんこのバリエーションはこちら!

桜あずきあん

[ 材料 ] 12個分
小豆粒あん…240g
桜の花の塩漬け…20g

[ 作り方 ]
1、ボウルに水を入れ、桜の花の塩漬けを振り洗いして塩を落とし、水気をふき取り、粗くきざむ。
2、小豆粒あんに①を加えて混ぜる。
※桜の花の塩漬けの量、塩の落とし具合はお好みでOK

苺クリームチーズあん

[ 材料 ] 12個分
小豆粒あん…60g
クリームチーズ…100g
いちご(ヘタをとる)…正味80g
砂糖…小さじ2

[ 作り方 ]
1、ボウルにクリームチーズを入れてやわらかく練り、小豆粒あん、砂糖を加えて混ぜる。
2、いちごは5mm角に切り、(1)に加えてつぶさないようにさっくり混ぜる。
3、12等分にしてラップで包み、冷凍庫で冷やし固める。

誌面では桜もちの作り方をご紹介! 『暮らし上手のパンとスープ』をCHECK!

現在発売中の『暮らし上手のパンとスープ』では、他にも、手作り和菓子のアイデアを紹介しています。

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森崎繭香

お菓子・料理研究家森崎繭香

素材の味を生かしたレシピが得意。雑誌やテレビの他、企業のレシピ開発など幅広く活躍する。近著に『あんこのおやつ: 和&洋素材とあんこのおいしい組み合わせ』(誠文堂新光社)がある。