2015/12/08
本格的に寒くなるにつれて、冷えて身体がこわばったり、肌が乾燥してしまうといったトラブルも。
そんな冬のトラブルは、身近な食べられるハーブで対策してみませんか?
意外と簡単で、香りも楽しめちゃいます。
冬におすすめのハーブはこちら
ローズ
肌を引き締めたり、鎮静作用や抗炎症作用があると言われる。乾燥などで荒れた肌をいたわるのにもぴったり
ローズマリー
料理によく使われるローズマリー。実は肌を引き締める他、血行を促すのに効果的で、身体を温める作用が
カモミール
のどの炎症を和らげるなど、抗炎症作業があると言われるカモミール。リラックス効果も期待できる
例えば、こんな使い方
温湿布
冷えて肩や腰が凝って痛い。そんな時は、ハーブ水に浸したタオルを湿布代わりにすることができます。洗面器などにローズマリー3本とローリエ10枚ほどを入れ、1.5lのお湯を注いだところへ、タオルを入れて絞るだけ。痛むところに当てて使ってみよう
意外に簡単! こちらのケアアイテムも作ってみよう
髪、肌、のどに使える万能スプレー
髪や肌がカサカサした時はもちろん、のどが乾燥して痛い時など、身体のいろいろな部分に使える、さっと潤いを与える化粧水。アトマイザーに入れ持ち運ぶと便利
[ 用意するもの ]
ローズマリー(フレッシュタイプ)…40g
水…1l
蓋つきの深鍋
蒸し器
深さのある皿など
保冷剤
【作り方】
深鍋に蒸し器をセットし、上に深さのある皿などを置く。周りを囲むようにローズマリーと水を入れ、蓋をして火にかける
蒸気が出てきたら、鍋の上に保冷剤を置き、しばらく温め続ける。冷めた水蒸気が水になって、鍋の中の皿に落ちる
皿にある程度水がたまったら、火を止める。これをアトマイザーなどに移して、スプレーとして使う
【使い方のポイント】
2の蒸気を吸いこんでも、のどの炎症を和らげる作用が。
蒸気が漏れないよう、蓋の上にボウルなどをかぶせても良い
フェイシャルパック
肌に潤いやハリを与えたい時に。ホームセンターなどで買える粘土状の”クレイ”に、くすみを改善するカモミールや、肌を引き締めるローズの煎液(せんえき)などを混ぜて
[ 用意するもの ](1、2回分)
クレイ…15g
はちみつ…小さじ1
ハーブ煎液(ドライタイプのローズ、カモミール、ローズマリー、ラベンダー、ローズヒップ、ヒースを合計20g分を、200ccの湯を注いで10分蒸らしてから濾したもの)…10~15cc
カモミール(ドライタイプ)…大さじ1
【作り方】
クレイにはちみつを入れる
1にハーブ煎液とドライタイプのカモミールを入れる
すりこぎで潰すようにしながら、よく混ぜる
【使い方のポイント】
使う前にパッチテストをしてください。パックを使った後は、ぬるま湯などで洗い流すだけでOK