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季節の花をもっと長く楽しもう

2015/05/12

季節の花をもっと長く楽しもう

日差しが気持ちいい爽やかなこの季節は、外を歩けば草花がにぎやかに咲き誇っています。
自宅でも花を飾りたくなる人が多いのではないでしょうか。
今回は、ドライフラワーで作る“花バンド”を紹介します。
飾っていた花を枯れたら捨ててしまってはもったいない。
ひと手間かければ、シンプルなビンやキャンドルがおしゃれなインテリアに!
材料は、気に入った花や木の実とアロマオイル。
使う道具も身近に手に入るものだけで作ることができて、香りや見た目も楽しめる花バンド作りに挑戦してみましょう。

花を楽しむアイデア

観賞用のドライフラワーを作るのは、季節や花の種類によっては難しいですが、花バンドやサシェの場合は、花の一部や木の実を組み合わせて作れるので誰でも気軽に始められ、作業も子供と一緒にできるほど簡単です。

材料選びにひと工夫

花バンドは、見た目の華やかさも重視しよう(写真右)。
ドライフラワーになっても形が崩れにくい木の実などもおすすめ。
ユーカリ、ローズマリー、ラベンダーなどの香りのある花はサシェにも◎(写真右)

 

1、実践!花バンドを作ってみよう

花や木の実、アロマオイルの組み合わせを考えたり、ベースになる布を選んだりするのも楽しみの一つ。今回はキャンドルに巻く花バンドの作り方をご紹介!

[ 必要な道具 ]
1、布・・・花を貼り付ける土台となる布
2、ハサミ・・・布ハサミと花ハサミの両方を用意しておこう。
3、グルーガン・・・糊付けに使用する。ホームセンターなどで購入可。
4、トレイ・皿・・・香り付けする時に花を広げられる大きさのものが◎
5、精油・・・香り付け用のアロマオイル。好みの香りを用意しよう。

 

2、花バンドの作り方

材料をそろえる

手で触ってパリっとするくらいまで乾燥すればOK。木の実などを取り入れると全体にまとまりが出る

香り付けをする

好みのアロマオイルを垂らして香り付けをする。万遍なく香りを付けるために糊付けをする前に行う

中心に折り目をつける

布の中心部分(飾り付けたい位置)に折り目をつける。装飾の位置がずれず、レイアウトもしやすい

レイアウトを確認する

貼り付ける前に、仕上がりをイメージして素材を置いてみて、実際に使う素材や量を調節する

素材を貼っていく

グルーガンで貼り付ける。糊は、一度に沢山つけるのではなく、小分けにするのがポイント

しっかりと糊付けする

糊付けが甘いと素材が外れたりずれることがあるので、時々、持ち上げて布の裏側から手で押さえる

一度、キャンドルに巻く

半分ほど貼り終わったら実際にキャンドルに巻いてみる。丸みを帯びた状態の仕上がりを確認する

仕上げをする

木の実や見栄えの良い素材は、一番目に付くところに。彩りやバランスを考えて仕上げよう

キャンドルに巻く

乾いたらキャンドルに巻いて完成。お洒落なインテリアとして飾ったり、アロマの香りを楽しもう

 

3、花バンドで暮らしを豊かに

おもてなしのインテリアとして

香りが良いだけでなく、見た目も可愛い花バンド。トイレや玄関など目に付く場所に飾ればおもてなしのインテリアにもなる。

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『Tiny N』主宰

岡本典子さん

『Tiny N』主宰。園芸科を卒業後、渡英。英国で数々の花のコンペで優勝や準優勝を果たす。テレビ、雑誌、広告から展示会、店舗ディスプレイ、子育て支援まで幅広く活躍。2015年4月にアトリエ『Tiny N Abri』をオープン。
www.tinynflower.com

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