和風サルティンボッカごはん
調理時間
30分
イタリア気分で楽しみたいワンプレート
ローマの郷土料理のサルティンボッカは、豚肉と生ハムの旨味が広がるコクのある美味しさ。相性抜群のバターライスと、ポテト、サラダを添えて華やかなワンプレートに。
材料 ( 2人分 )
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- 豚肩ロース(焼肉用など少し厚めの薄切り肉) …4枚(約100g)
- 生ハム(大) …1枚
- 大葉 …2枚
- 強力粉 …適量
- 黒こしょう …少々
- オリーブ油 …適量
- 白ワイン …大さじ2
- 無添加コンソメ …小さじ1/6(0.5g)
- 水 …60cc
- バター …ひとかけ
作り方
- 1 豚肉を伸ばす
- 豚肉は水分をふき取り、肉叩きで(もしくはビンの底などを使って)軽く伸ばし、片面にこしょうを振る。
- 2 食材をのせる
- こしょうを振っていない面に大葉1/2枚をのせる。その上から生ハムをのせてしっかり密着させる(生ハムは肉の面積の2/3くらいの大きさが目安)。両面に強力粉をつけ、余分な粉をはたく。
- 3 焼く
- フライパンに油を入れ熱し、生ハムの面を下にして豚肉を並べ入れる。生ハムに火が入って色が変わったら、ひっくり返す。
- 4 白ワインを加える
- 焼き色が付いたら、白ワインを加えて煮詰めていく。
- 5 煮詰める
- 煮詰まったら、無添加コンソメを水で溶いたものを加え、たまにフライパンを揺すりながら煮詰めていく。
- 6 バターを加える
- 少し煮詰まって、とろみが出てきたら、バターを加えて火を止める。器に、できあがったものとバターライス、サラダ、ジャガイモのローストを盛り付ける。
- [バターライスの作り方]
- 米2合は洗って鍋に入れ、米と同量の水を入れる。無添加コンソメ2gを加えて軽く混ぜ、バター10~15g、タイム1枝、ローリエ1枚をのせて蓋をし、強火にかける。吹いたら弱火にして10分炊き、火を止めて10分蒸らす。※すべての材料を炊飯器に入れて炊いても良い。
- [サラダの作り方]
- バルサミコ酢大さじ1、塩ふたつまみ、オリーブ油大さじ2をよく混ぜ合わせる。好みの野菜は洗って食べやすく切り、ドレッシングと和える。
- [ジャガイモのローストの作り方]
- ジャガイモ適量は皮からゆで、軟らかくなったら皮を剥き、ゆでて食べやすい大きさに切る。フライパンにオリーブ油適量を敷き、こんがりと焼き目がつくまで焼く。熱いうちに塩適量をまぶす。
Point
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生ハムはのせすぎないよう注意する
生ハムの量は、豚肉の面積の2/3までを目安にする。のせすぎると、塩辛く仕上がってしまうので注意しよう。
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サルティンボッカの美味しさを引き立てるのがハーブの香り。本場ではセージを使うが、その代わりに手に入りやすい大葉を使えば、ご飯によく合う味わいになる。
副菜 memo
ジャガイモのローストと箸休めのサラダを添えて
サルティンボッカのコクのあるソースには、香ばしいジャガイモのローストがよく合う。箸休めにさっぱりとしたサラダを添えれば、リズム良く食べられる。