野菜のおでん
調理時間
70分(冷ます時間は除く)
ごろりと入った玉ねぎが新鮮!
丸ごと入った玉ねぎや、鮮やかな青菜など野菜が中心のおでん。野菜の旨味と、タコや牛すじから出るダシが凝縮され、いつもとはちょっと違った味わいが楽しめます。
材料 ( 4人分 )
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- 大根 …1本
- レンコン …200g
- 玉ねぎ …2個
- こんにゃく …1枚
- タコ …200g
- 牛すじ …200g
- 鶏手羽元 …4~5本
- 好みの練り物 …適量
- ひろうす(がんもどき) …適量
- ゆで卵 …4個
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- 青菜(水菜、小松菜、ほうれん草など) …1/2束
- 小カブ …1~2個
- 長ねぎ …1本
- <ダシ>
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- 水 …2L
- 昆布(15cmくらい) …1枚
- 鰹節 …ふたつかみ
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- 薄口醤油 …大さじ2
- みりん …大さじ1
作り方
- 1 ダシを取る
- 大きめの鍋に水を用意し、昆布を入れる。弱火にかけ沸騰したら鰹節を入れ、火を止める。鰹節が沈んだら網じゃくしで昆布、鰹節をすくい取り出す。
- 2 下ごしらえする
- 大根は皮をむいて2~3cm厚さの輪切りにし、面取りして下ゆでする。レンコンは1~2cm厚さの輪切り、玉ねぎは皮を剥き根の部分だけを切り、まるごと使う。こんにゃくは好みの大きさに切り、下ゆでする。タコは3cm角に切り、4~5切れを1本の串に刺す。牛すじは一度ゆでてアクを抜いてから3cm角に切り、4~5切れを1本の串に刺す。練り物はざるに広げ、熱湯をかけて油抜きする。ゆで卵は殻をむく。
- 3 煮込む
- 2の材料と鶏手羽元、ひろうす、醤油、みりんを1のダシに入れ、火にかける。沸騰したらごく弱火にして1時間煮込む。
- 4 冷ます
- 味を染み込ませるため、煮込んだ3を寒い場所もしくは冷蔵庫で冷ます。目安は30分~1時間。一晩おけばより美味しく仕上がる。
- 5 材料を切る・焼く
- 青菜は3~4cm長さに切る。カブは皮ごと食べやすい大きさに切る。長ねぎは4cm長さに切り、表面をフライパンまたは焼き網で焼き焦げ目を付ける。
- 6 仕上げる
- 食べる直前に3の鍋を火にかけ温め、5の材料を入れる。味を見て足りなければ薄口醤油とみりん各少々(分量外)を足す。
Point
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具材を仕込むタイミングを計る
一度煮込んで味を染み込ませたい具材と、食べる直前に入れて食感や彩りを重視したい具材に分けて調理する。
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大根などのおでんの定番を筆頭に、厚切りのレンコンや皮付きのカブなど季節の野菜をたくさん入れる。森下さんのお気に入りは、丸ごと入った玉ねぎ。青菜類を入れるのも特徴だ。
副菜 memo
箸休め的な酢の物をおでんのおともに
冬の大定番のおでんだが、単調な味なので途中で飽きてしまうことも。箸休めとして酢の物がよくあう。旬のカブと葉を塩で揉んで、すし酢とすりごまで和えた簡単和え物がおすすめ。