ひと草粥
調理時間
40分(米の浸水時間は除く)
カブで味わう季節のおかず
一月七日はその年の無病息災を祈って、七草粥をいただく日ですが、セリ、ナズナ、ハコベラなど七草をすべてそろえるのは大変……。身近なカブで季節行事を楽しんで。
材料 ( 2人分 )
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- 米 …大さじ6
- 水 …3カップ
- カブ …1個
- 塩 …適量
- しらす …適量
作り方
- 1 下ごしらえ
- 土鍋(なければ普通の鍋)に研いだ米、水を入れて30分程おく。カブは約1.5cm角に切り、葉は小口切りにする。
- 2 米を炊く
- 1の鍋を中火にかけて煮立ったらカブの実を加え、底から軽くかき混ぜる。蓋を少しずらしてかぶせ、弱火で30分炊く。
- 3 仕上げる
- 仕上げにカブの葉を加えてさっと混ぜ、塩で味を調える。器に盛り、しらすをのせる。
Point
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鍋底からかき混ぜる
鍋底に米がこびりつく恐れがあるので、煮立ったらはがすようにして全体を軽く混ぜる。粘りが出てしまうので混ぜるのはこの一度だけ。
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食べごたえを出すため、カブは葉だけでなく、小さく切った実も加える。米と一緒に弱火で炊くことで、とろりと軟らかくとろける食感に。カブの甘みとしらすの塩気が好相性。
副菜 memo
揚げものを添えてコクをプラス
粥がさっぱりしていて味もシンプルな分、コクのあるものを添えて満足感を出す。グリルで焼いた熱々の栃尾揚げに、すりおろしショウガをたっぷり加えた醤油をかけたものなど、手軽にできる一品を。