サバの酒粕煮
調理時間
25分
酒粕の芳醇な香りが広がる
マンネリしがちな煮魚も、香りよく、優しい甘みの酒粕を使えば新鮮な味わいに。酒粕には魚の臭みを取る効果があり、簡単に本格的な魚料理ができ上がる。
材料 ( 2人分 )
-
- サバの切り身 …2切れ
- 長ねぎ …1本
- ショウガ …1片
- <A>
-
- 塩麹、みりん …各大さじ2
- 水 …100cc
-
- 酒粕 …大さじ2(30g)
作り方
- 1 下ごしらえをする
- サバは、皮目に十字の隠し包丁を入れる。長ねぎは6cm長さに切っておく。ショウガは薄切りにし、一部を飾り用の千切りにする。<A>は混ぜておく。
- 2 材料を煮る
- 鍋に1のサバ、薄切りのショウガ、ねぎ、<A>を入れて中火にかける。沸騰したらアクを取って弱火にし、落とし蓋をして6~8分煮る。
- 3 酒粕を加える
- 途中、酒粕を耐熱容器に入れ、電子レンジで10~20秒加熱する。軟らかくなったら、2の煮汁に溶かす。
- 4 仕上げる
- 火を止めてそのまま10分おき、味をなじませる。器に盛り、千切りにしたショウガを飾る。
Point
-
酒粕はレンジで加熱を
酒粕はそのままでは硬いため、ようすを見ながら電子レンジで加熱する。軟らかくなったら煮汁に溶かして。
-
調味料は、酒粕と塩麹、みりんだけ。麹調味料のみで作るので、自然な甘みが楽しめる。味噌で煮るよりも味そのものは薄いけれど、コクと旨味は十分。食べ飽きることなく、あっさりいただける。
副菜 memo
醤油を使った副菜
酒粕の優しい風味に合うのは、醤油味の副菜。例えば、ピーマンとシメジを油でさっと炒め、醤油、濃縮甘酒(または、みりん)、酒で味付けたピーマンとしめじ煮など、醤油を利かせた副菜なら味が締まる。