牡蠣の土手鍋
調理時間
20分
牡蠣の風味が格別の郷土料理
鍋の内側に味噌を塗りつけて「土手」を作る、広島の郷土料理。牡蠣と味噌のゴールデンコンビで、冷えた体がぽっかぽか。日本酒が止まらなくなるキケンな味。
材料 ( 4人分 )
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- 牡蠣(生食用) …300g
- 白菜 …2~3枚
- 舞茸 …1パック
- 長ネギ …1本
- 絹豆腐 …1丁
- だし汁 …3カップ
- 三つ葉 …適宜
- <合わせ味噌>
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- 麹味噌 …150g
- 白味噌 …150g
- 砂糖 …大さじ4
- みりん …大さじ3
作り方
- 1 牡蠣の下ごしらえ
- 牡蠣は流水で優しくふり洗いして水気を切る。
- 2 その他の下ごしらえ
- 白菜は葉と茎に分ける。葉はざく切り、茎は食べやすく細切りに。舞茸は石づきをとり、食べやすい大きさに手で割く。長ねぎは斜め切り、豆腐は4~6等分に切る。
- 3 合わせ味噌を作る
- 合わせ味噌の材料をすべて混ぜ、電子レンジで3分加熱する。粗熱がとれたら、土鍋の内側をぐるりと囲むように塗る。
- 4 鍋で煮込む
- 牡蠣以外の材料を鍋に入れてだし汁を注ぎ、火にかけて沸騰してきたら牡蠣をのせる。周りの味噌を溶きながら味を調える。牡蠣に火を通しすぎて縮む前にいただく。
Point
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牡蠣は調理する直前に真水で洗う
海水の中にいた牡蠣を真水で洗うことで汚れや臭みを抑えることができる。
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白菜は葉と茎と分けてカット
葉と茎の火の通りを揃えるために、写真のように茎は葉より細く切る。
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土手にする味噌は即席合わせ味噌で、コクと旨味をアップ。麹味噌、白味噌に、砂糖とみりんを適宜加えてすり鉢で混ぜて“我が家の味”を調合。
副菜 memo
こっくりとした鍋にさっぱり甘酢漬けが◎
牡蠣の土手鍋の時に、野上さん宅でよく一緒に並ぶのが「もみ漬け」や「甘酢漬け」。今回はお正月以外でも食べるというニンジンと大根のなます。作り置きできるのも嬉しい。