今日の晩ごはん

イワシのぬか漬け

調理時間
15分(漬けこみまでの時間 ※漬けこみ後、洗って焼く時間は別途10分ほど)

山形・鶴岡のおばあちゃんの味

港町で魚屋を営んでいた祖母から母へ、そして自分が受け継いだ故郷の味。1~2晩ほど寝かせると美味しいので、イワシを料理する際に一緒に仕込めば、翌日以降のおかずになる。

材料 ( 作りやすい分量 )

  • イワシ …4尾
  • 米ぬか …3カップ
  • 塩 …大さじ3強
  • たかの爪 …3本

作り方

1 イワシの下ごしらえ
イワシは頭と内蔵を取り除き、よく洗い、水気をよくふきとる。
2 漬け床を作る
たかの爪をキッチンハサミで、細かく切る。米ぬかと塩、たかの爪を大きめのボウルかバットに入れて混ぜ合わせる。
3 イワシを漬ける
ボウルの中にイワシを入れ、米ぬかと塩をあわせたものをイワシを覆うようにまぶす。その際、お腹にもぬかを入れる。密閉袋にぬかとイワシを入れ、ぬかの中にイワシを埋め込み、袋の空気を抜いて冷蔵庫で1~2晩ほど寝かせる。
4 イワシを焼く
食べるときは、水洗いしてぬかを落として、魚焼きグリルや焼き網で両面を焼く。※翌朝から食べられるが、2~3日目が食べごろ。浅漬けとして楽しむ。冷蔵庫で5~6日は保存可能。その後は、1尾ずつ、ラップしたものを冷凍庫で保存する。

Point

  • 少量なら密閉袋が便利

    イワシを漬け込むときは、まんべんなくぬかで覆うように。密閉袋や、ホーローなどの保存容器を利用するといい。

  • 日を追うごとに変化する味わい

    イワシを塩と米ぬかに漬ける、昔ながらの保存食。たかの爪を切って入れるのは、殺菌、防腐のため。シンプルな作り方ながら、日を追うごとに熟成する、味わいの変化が楽しめる。独特の風味があるので、酒の肴にも。

副菜 memo

たたきキュウリの即席漬け

深みのあるぬか漬けには、さっぱりとしたキュウリが合う。包丁の背などでたたいてつぶしたキュウリを手でちぎって保存容器に入れ、塩麹と塩昆布を加え、ふり混ぜて置き、即席漬けに。

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